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2024.07.05

天然芝と人工芝

I vert Garden  坂田です。

様々なプランのご依頼を受ける中でよく聞かれることがあります。

『天然芝と人工芝ってどっちがいいんですか?』

弊社の場合きちんとメリット・デメリットをご説明させていただき、だからこの場合はこちらの方が良いという提案をさせていただいてます。

簡単にご説明をさせていただきます。

 

天然芝

【メリット】

四季の移ろいや天気によって変わる、芝の表情の変化を楽しむことができます。

芝が地表を覆うことで、太陽の照り返しを和らげ光合成の際に水分を蒸散する作用で、表面温度の上昇の抑制ができる為コンクリートの床や人工芝と比べ、より涼しく過ごすことができます。

また初期費用が非常に安く人工芝と比較した場合1/5程度で済みます。

手入れをしてあげると、数十年と長持ちさせることができ、傷んでしまった時には、適切な処置をすることで回復させることも可能です。.

【デメリット】

植物の為、季節ごとに手入れが必要で、頻度や方法は芝の種類にもよって変化しますが、定期的な芝刈りで密度の高い丈夫な芝に生育するので、4月から7月の成長が早い時期には、適度な草刈りが必要です。

また季節に応じてもちろん水やりも必要です。また、除草や定期的に肥料も必要です。

高温多湿に強い種類の夏型の芝は、秋から冬にかけては休眠期のため、枯れてしまいますが根は生きているため、春になり成長期がくればまた新芽が出るので心配はいりません。
しかし病害虫に侵されたり、手入れを怠ることで枯れてしまった場合には、再生しない事もあります。

 

人口芝

【メリット】

寒さの厳しい冬や真夏の猛暑にも枯れることなく、一年を通して美しい緑の景観を楽しむことができ、芝の長さや密度などの見た目や、色のバリエーションも増えているため、お好みのデザインを選択することができます。

人工芝は植物ではないため、生育させるための環境は不要で天然芝では敷けない日当たりの悪い場所やベランダや室内などの、下地が土でない場所でも敷くことが可能でお手入れも難しいものは必要なく、下地に防草シートを敷く為雑草が生えにくくなります。維持費もほとんど不要です。

 

【デメリット】

一年中青々とした緑色で景観が変わらず、季節感を感じにくく、防草シートや下地材などを揃えるため、材料費がかかります。
業者へ施工を依頼するかどうかによっても費用は変わってきますが、天然芝に比べて初期費用が高額になりがちです。

素材は合成樹脂を使用しているため、紫外線や雨風の影響によって経年劣化があり、使用する環境や人工芝の品質にもよりますが、一般的に耐用年数は7〜10年程度です。劣化した人工芝は、倒れて癖がついてしまったり変色したりするため、新しく張り替える必要がありますし、BBQや花火は厳禁です。

特性上、熱を溜めやすいので真夏の気温の高い日では、素足で歩いたり寝転ぶことはできません。天然芝同様水を撒いたり遮熱型を選ぶ必要があります。

 

 

 

 

どちらを選択されるにしても目的や好みに合った芝を選ばれることが非常に重要で天然芝や人工芝の種類を変えることや設置の工夫などでデメリットが軽減されることもありますので、一度相談させていただいて検討される事をお勧めします。

もちろん弊社でもご相談に乗らせていただきますので、お気軽にお問合せください。