冬支度

I vert Garden 坂田です。

庭の冬支度が必要な時期になりました。

落葉樹の葉っぱが次第に落ちていく冬の訪れとともに、植物を守るためお庭の手入れや準備が必要な時期になりました。季節毎に必要な作業をしっかり行い、春に元気な庭をお庭を迎えていただければと思います。

冬になると落ち葉が積もりやすく、庭全体が散らかります。これらの葉が土に長時間放置されると、湿気がこもりカビや病気の原因となることがある為こまめに掃除して、通気性を保つことが重要です。落ち葉はできるだけ早く集めて、堆肥にするか、捨てます。また庭の隅に落ち葉を集めておくと、自然に分解されて良い土になります。

また寒さが厳しくなると、植物もダメージを受けやすくなります。特に、繊細な植物や寒冷地が苦手なものは、冬季の対策をしておくことが必要です。防寒対策として防寒シートを使って、植物を包んで温度を保ったり特に根が冷えるのを防ぐために、マルチング（有機物を根元に敷く）を行う場合もあります。また鉢植えの植物は、地面に直接置かず、発泡スチロールや木製の台に置いて冷気から守ります。

冬は植物が休眠している時期であり、剪定を行うのに最適な時期といえます。病気の予防や形を整えるために必要な作業です。

剪定は伸びすぎた枝や枯れた枝を剪定しましょう。特に果樹やバラは冬に剪定を行うことで、春に新しい成長を促すことができます。また宿根草の剪定は枯れた部分や葉を切り取ると、春に新芽が出やすくなります。

冬の間でも水やりは必要ですが、過剰な水分は植物にとって有害です。特に寒い時期は、土の乾燥状態をよく確認してから水を与えるようにしましょう。

冬の庭のお手入れは、春に向けて植物を元気に育てるための重要な準備で中々大変な作業になりますが、寒さや乾燥から植物を守り、健康的な土を保つことで、春には美しい庭が広がります。こまめにお手入れをすることで、四季折々の美しい庭を楽しむことができます。

ご不明点がございましたらお気軽にお問合せいただければと思います。